地域仕事づくりコーディネーターサミット2013

入選プロジェクト

地域若者チャレンジ大賞2013では、毎年、各地で実施される400プロジェクトの中から、
全国を9ブロックに分け、ブロック予選を開催。選ばれた9事例の入選プロジェクトをご紹介します。

北海道ブロック代表

支援×アルバイトで文化を創る

札幌から生まれた新しい寄付のカタチ

2011年4月アルバイト×ボランティア、通称「あるぼら」という取り組みが札幌で誕生した。札幌や東北など地域を跨って複数の大人たちがメンターとなり、大学生が社会に新しい仕組みを生み出すことに挑戦している。活動から2年たった今取り組みも更に活発になり、未来を見据えて新たな動きが始まろうとしていた。

▶プロジェクト推薦者:浜中 裕之(NPO法人北海道エンブリッジ)

東北ブロック代表

子どもたちの貧困の連鎖を止めるため

安心してまなべる「場所」と「つながり」をつくる

震災で浮き彫りになった子どもたちの教育格差の問題。その格差の広がりを止めるために立ち上がったNPO法人アスイク代表の大橋さんと、2人の女子学生の物語。

▶プロジェクト推薦者:中村憲和(一般社団法人ワカツク)

関東ブロック代表

大都市横浜の野菜流通に変化の兆し

農家の心に共鳴したはまっこチームが新結成

港町として知られる横浜は、野菜生産量が6万トンを超える農業の都市でもある。「横浜の人に横浜で採れた野菜を食べてもらいたい」と考えた料理人が横浜野菜を通して地域の繋がりを創出する会社を立ち上げた。

▶プロジェクト推薦者:田中多恵(NPO法人ETIC.横浜ブランチ)

北信越ブロック代表

同じ釜の飯を食べて、課題探せ。

「地域資源MAPづくり」から自発的継続へ

石川と富山の県境にある、典型的な中山間地域・東原町。過疎、高齢化が進む町だが、元気な地域住民とヨソモノであるNPO法人くくのちが「40世帯維持」を目標に掲げ、取り組む。町の元気のために、「若者のエネルギー」を求め、ついに初のインターンシップ受入れを決断。まずは、10日間。マップづくりは、1つのきっかけでしかなかった。

▶プロジェクト推薦者:仁志出憲聖・村本宗一郎(KAKUMA NO HIROBA)

東海ブロック代表

伝統産業変革の原動力となる若者

「瓦」日本一の街から伝統産業を変革する

2013年創業100周年を迎えた老舗瓦メーカーの三州野安は、古くから新しい取り組みを続けてきました。伝統産業を変革しようとする経営者と、その推進役になった若者との挑戦は今も続いています。

▶プロジェクト推薦者:浅井 峰光(G-net)

関西ブロック代表

革新を続ける老舗米屋での挑戦

挑戦者から挑戦者が生まれる

歴史と伝統が存在する古都京都。「お米の価値観を変える」ためにインターネット事業やアンテナショップ等の挑戦を仕掛け、急成長している老舗米屋では、世界を見据え、会社全体が日々奮闘。意欲溢れる若者が、新たな事業展開を担うために必要だったのは「仕事」の基本だった。挑戦者が生まれ続ける米屋の物語。

▶プロジェクト推薦者:寺谷卓也(NPO法人JAE)

中四国ブロック代表

「地域の宝」を視える化!

島を次代につなぐ「写真」と「空き家模型」

地域外の若者を活用したまちづくりへ。「写真」を使って地域の昔話と笑顔を発掘、空き家率79%の現状を一目で伝える「集落の模型化」を通じて、地域の人の心と自治体を動かした。

▶プロジェクト推薦者:藤井智晴(NPOエリア・イノベーション)

九州ブロック代表

2人3脚で挑む新たな農業のかたち

小規模農業の光 そら豆の6次産業化

薩摩半島の南端、温泉地として有名な鹿児島県指宿市はそら豆生産量日本一を誇る農業の町でもある。 そら豆の専門店「まめそら」で店長とインターン生、2人が歩んだ8ヶ月間から見る農業の6次産業化推進秘話。

▶プロジェクト推薦者:末吉剛士(マチトビラ)

沖縄ブロック代表

志でつながる、若者バカ者よそ者の挑戦

子供が1人もいない集落に生まれてきた変化

過疎化が進む二見以北10区の中で最も過疎化が進む嘉陽集落。一方で、やる気のある30台後半の若者区長がおり、新たな動きが生まれてくる可能性を秘めた集落である。そこにスイッチの入った学生が加わったことで、徐々に機運が高まってきている。

▶プロジェクト推薦者:深田友樹英