

地方で起業するローカルベンチャー
?あしたの地方の仕事?
ソトコト編集長・指出一正さん寄稿
10月中旬、東京・渋谷のNHKで、『木工房 ようび』の大島正幸さんと半年ぶりにお会いした。目的は日曜朝の番組「さきドリ↑」の収録。テーマは「”奇跡のイス”がムラを変える!?」で、主人公は大島さんだ。僕は地域の活動を知るコメンテーターとしてご一緒させていただいた。
いま、日本の地方で新しいコミュニティ、新しい経済、
その土地で新しい働き方をする人たちが続々と生まれています。
誰のために働いているのか、何のために働いているのかを見失い、
コンプライアンスの破綻に陥ることも少なくない現代社会。
一方で、地域でのビジネスの作り方は、綿々と続く地域の歴史・文化・風土など、
その土地にある資本は、これまでの資本主義とは全く違う時間軸での
新しい循環型経済のつくりかたの兆しを示しています。
いつの時代も新しいスタンダードを作ってきたのは、
これまでとは違う未来をつくる意思を持っている人でした。
2016年11月13日、新たな地域の姿を描く「戦略会議」を開催します。
今年のテーマは「地域から新しいスタンダードを発信する」。
以下のサブテーマをもとに、ともに考え、一緒にこれからの地域をつくりませんか。
社会の多様性や資本を豊かにする、新しい循環型経済の作り方とは?
ローカルベンチャーがつくる、新しい働き方とこれからの地域産業とは?
地域の主体性にスイッチを入れるコーディネーターのあり方とは?
日時 | 2016年11月13日(日)10:30?17:30 |
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場所 | 日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)【地図】 (虎ノ門・溜池山王駅から徒歩5分) |
参加費 | 事前申込:13,000円(税込)/人 当日参加:15,000円(税込)/人 ※チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト会員の方は 8,000円(税込)/人でご参加いただけます。 |
主催 | NPO法人ETIC. |
協力 | 日本財団/チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト |
協賛 | 東京急行電鉄株式会社 |
10:00 ? 10:20 開場 |
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10:20 ? 11:00 オープニング協働しながら学び合うしくみづくりへ ?社会変容と自己変容の連関、地域プロデューサーsが持つべき4つの機能? 佐藤真久(ETIC.理事/東京都市大学教授) |
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11:15 ? 12:30 第1ターム (A) |
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A-1 地域の未利用不動産を活かして地域の価値を高める |
A-2 地域の困りごとは地域の住民が解決する~住民自治を国内・海外の事例から~ |
A-3 地域で学びの文化をつくる~協働の仕組みと社会的学習~ |
A-4 地域の「実践者」をどうやって増やすか?ピッチと聴衆参加型ブレストで、挑戦者と応援者を量産する手法? |
A-5 都市の資源と地域をつなぐ~大企業と地域のこれからの事業のつくりかた~ |
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12:30 ? 13:45 ネットワーキングランチ |
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13:45 ? 15:00 第2ターム (B) |
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B-1 初めての“社会的インパクト評価”~その価値を見える化すると社会が変わる~ |
B-2 地域を経営する~パブリックベンチャーが担う新たな役割Ⅰ~ |
B-3 右腕人材で地域企業の経営革新を推進する |
B-4 地域のハブ機能(コーディネート機能)のマネジメントと成果の可視化?なぜ地域にはコーディネーターが必要なのか? |
B-5 これからの地域おこし協力隊最新活用法~隊員自ら仕事を生み出す制度の作り方・募集の仕方~ |
B-6 地方創生戦略から考えるローカルベンチャー~「稼げる行政の仕組み」をつくる~ |
15:15 ? 16:30 第3ターム (C) |
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C-1 廃業支援・事業承継を含む経営統合へ-日本一小さな温泉街の地域中小企業の新たな挑戦 |
C-2 地域を経営する~パブリックベンチャーが担う新たな役割Ⅱ~ |
C-3 地域の金融機関が人材のコーディネート機能を担う |
C-5 「地域の基幹産業から新しいビジネスを生み出す ~ローカルベンチャーの挑戦~」 |
C-6 農家・企業・学校と連携した、子どもたちが地域へ愛着を持つ仕組み |
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16:30 ? 17:15 クロージング |