2016 年11月13日(日)
10:30〜17:30
11:15 - 12:30
- これからの循環型経済
- コーディネーターのあり方
- 地域での教育
A-4
地域の「実践者」をどうやって増やすか
〜ピッチと聴衆参加型ブレストで、挑戦者と応援者を量産する手法〜
SPEAKER
小野寺 孝晃
NPO法人TATAKIAGE Japan 理事 兼 ディレクター
加藤 裕介
(一社)Bridge for Fukushimaプログラム・オフィサー
宮田 正秀
「カマコン」メンバー・ファシリテーター
本多 喜久雄
「カマコン」メンバー・ファシリテーター
FACILITATOR
由利 吉隆
NPO法人ETIC. 震災復興リーダー支援プロジェクト コーディネーター
自治体の方から「うちの地域には実践者が足りない」というフレーズをよくお聞きします。
一方で、自分の想いを何とか形にしたいが、今はまだアイデア段階で、実行するにも一人では自信がない。そんな想いを抱えた住民もどの地域にも存在します。そうした住民の「やる気の種」をみんなで磨き、具体的に形にして、仲間も募る取り組みが各地で始まっています。
鎌倉のIT企業を中心に始まったこの「カマコンバレー」の手法は、これまでに数多くの住民発プロジェクトを後押ししてきました。その手法は今や全国に拡大し、福島県では高校生を対象とした「ハイスクールピッチ」、また、浜通りの住民を対象とした「浜魂(ハマコン)」と題したイベントが毎月開催されるに至り、新たな住民主導プロジェクトが続々と生まれています。取り組み成功のポイントは何か、より多くの住民を実践者・応戦者に変貌させていく秘訣を語っていただきます。
SPEAKER
スピーカー
小野寺 孝晃
NPO法人TATAKIAGE Japan 理事 兼 ディレクター
福島県いわき市生まれ。明治大学卒業後、都内IT企業でキャリアを積み、2013年、事業構想大学院大学に入学。大学院で多くの次世代ヒーローに出会い、感化。卒業論文「福島県沿岸地域の地域経済活性化」を書きあげ、実践するため20年ぶりにUターン。 地域プレーヤーの発掘と育成を通じて、地元地域を楽しいまちに変えるべく、ピッチイベント「浜魂(ハマコン)」を立ち上げ、毎月開催。 現在は、浜魂を中心に、行政、地元大学・民間企業と連携した町づくりを実践中。
加藤 裕介
(一社)Bridge for Fukushimaプログラム・オフィサー
1988年3月生(28歳)。神奈川県横須賀市の生まれ育ち。2012年4月、アクセンチュア(株)を退職し福島市に移住しBridge for Fukushimaに参加。福島県相双地区での視察研修、県内高校生の学校内外でのプロジェクト型学習支援などのプログラムをリーダーの右腕として創出してきた。
宮田 正秀
「カマコン」メンバー・ファシリテーター
元(株)関心空間CEO。ゲームディレクター・マルチメディアプロデューサー・WEBプロデューサーなどを経て、オンラインコミュニティ「関心空間」と関連サービスを15年間運営。同時にWEB・SNSとリアルな行動・地域活性との連携の分野で実証実験や自社アプリにも取り組む。2013年から「カマコン」に参加。会の進行やファシリテータ、クラウドファンディング、ハッカソンなどのチーム等で活動、各地への展開と連携にもコミット。
本多 喜久雄
「カマコン」メンバー・ファシリテーター
(株)グローバルコーチング 代表取締役。慶応大学経済学部卒業後、リクルート 18年、ベンチャー企業で2年間過ごす。2007年に経営者を対象とするコーチングの会社(現 グローバルコーチング)を設立し今に至る。2012年に 地元鎌倉の経営者の仲間と地域を愛する人を全力支援するため、 カマコンバレー(現 カマコン)をスタート。毎月の定例会や カマコン運営全般、 地方地域との交流・展開にコミットしている。
FACILITATOR
ファシリテーター
由利 吉隆
NPO法人ETIC. 震災復興リーダー支援プロジェクト コーディネーター
早稲田大学政治経済学部卒。三菱UFJ信託銀行で約9年間、資産運用や企業年金のコンサルタントとして従事。2004年にETIC.に転職し、経済産業省と連携して日本全国にコーディネート機関を育成する「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」の立ち上げを担当。
2014年からは東北における「ハブ機能構築助成事業」として、東北の持続的な支援基盤づくりを担当。10年以上をかけてネットワークされた日本全国のコーディネート団体と東北の復興の現場をつないでいる。